
チャンピオン決定!2016 F1最終戦アブダビGP
11月27日に行われましたF1第21戦 アブダビGPでついにチャンピオンが決定しました。
アブダビGPハイライト
予選では、ハミルトン、ロズベルグ、リカルド、ライコネンの順位でした。
ハミルトンがチャンピオン獲得には、優勝が絶対条件で、ロズベルグが4位以下。
逆にロズベルグがチャンピオン獲得するには、3位以内。
条件だけで言うと、ロズベルグが圧倒的優位ですが、マシントラブル、レースが荒れることもありますので、
どっちとも言えない状況でした。
さて、決勝のレース展開といいますと、
予選順位通り、ハミルトンがトップ、2位がロズベルグといった感じで進んでいきます。
ここまま進めばハミルトン優勝でもロズベルグがチャンピオンという状況。
ただ、このまますんなりとはいかないのがF1。
レース中盤から、先頭のハミルトンのペースが上がらない、のではなく、明らかにペースを落とし、レースをコントロールしている。
理由は、2位のロズベルグが後ろに追いつかれ、順位が落ちれば!という魂胆。
レース前には、そんなことはしない。できるだけ2位とギャップと作りたい。って言ってたんですけどね(笑)
流石はハミルトン。彼ならやりかねない( ̄▽ ̄)
ロズベルグも無理にハミルトンを抜きに行って、万が一接触ってことになったら、ということで特に攻めることもなく。
3位争いは激しく、タイヤ戦略がはまったベッテルがぐいぐい3いまで上がってきました。
2位のロズベルグに仕掛けるか、と思いましたが、チャンピオン争いに水を差すことなく、終わりました。
まぁもし接触しちゃったら、後引きそうですし。
もしこれがフェルスタッペンなら空気読まずに、ガンガン攻めて、もう一波乱あったかも!?
結果、ハミルトン、ロズベルグ、ベッテルという順位で、ロズベルグの初チャンピオンが決定!
親子チャンピオンはヒル以来の2人目ですね。
ハミルトンの露骨なペース調整もあり、後ろが詰まって順位争いが盛り上がったアブダビGPになりました。
前のハミルトン、後ろのフェルスタッペン、ベッテルのプレッシャーにさらされたロズベルグは凄いプレッシャーだったことでしょう。
確実にポイントを獲得したロズベルグは、速さ、強さも見せ、今年のチャンピオンにふさわしいと思います。
ロズベルグ、おめでとう!!!